とりっこみぃ

あなたが文鳥を観る時、文鳥もまたあなたを覗いているのです。

豆苗について考える

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皆さん、今年も残すところ3日ですね。私は3という数字が好きです。

 

文鳥の下クチバシを御覧ください。緑色の破片が付着しているのが確認いただけましたか。これは豆苗の若芽です。

文鳥後方にある植物が彼所有の豆苗プラント2号です。この豆苗はスーパーで購入の後、一番芽(と呼ぶのかはわかりませんが)は我々人間がいただきます。フライパンでベーコンと炒めると、シャキッとした食感でおいしくいただけます。あくまで文鳥のおこぼれに預かっているのだ、というところに妙味を感じます。

 

残った株を水を張った専用のケースに入れて数日待つと若芽が生えてきます。これが文鳥にとっては趣向を凝らしたごちそうとなるのです。青々と生えた穂先より、初々しい若芽というところに鳥の侘び寂びを感じます。

 

私が子供の頃、小鳥の青物といえば野原のハコベでした。今では農薬が心配で与えることができません。豆苗から環境問題へ思いを巡らした年の暮れでした。